学びを積み重ねていく2年生 2021年6月18日 18時31分 昨年度から、小学校では「学び合いを通して、自分の考えを広げていく子供の育成」「わたしの思い!あなたの思い?どんな思い?!~語彙を豊かにする学習活動を通して~」を研究テーマに、全学年で研究をしています。 続きを読む 語彙には、言葉を理解できる「理解語彙」と実際に使用できる「使用語彙」があるのですが、大人が日常で使用する語彙3000語に対し、理解語彙は2万語から5万語なのだそうです。小学校入学時に理解語彙が6000語、小学校卒業時には2万語程度だとされる(国語教育研究大辞典より)。こんなにたくさんの語彙を習得し、使えるようにするためには、1年生からしっかり積み重ねていくことが大事だということになりました。 2年生が取り組んでいる「文づくり」もその一環。文を読んだり書いたり、伝え合ったりすることで語彙が増えていきます。日常生活の中で自然に身につく語彙もありますが、調べたり学んだり使ったりして意図的に増やしていくことも大事です。国際や算数の時間も、伝えたり説明したり理解したりする時に、語彙が必要です。音楽。緊急事態宣言下では、歌を歌うこと、けんばんハーモニカができないのですが、リズムづくりや木琴で演奏したりしています。表現すること、伝えること。音で伝えたり言葉で伝えたり。音楽ならではの語彙もありますね。さまざまな活動を通して思いをもち、それを相手に伝えようと思うとき、ぴったりの言葉で表現するために語彙をたくさんもっているといいのですね。 閉じる