ファーストステージは、ポプラディアから見つけた言葉を、ヒントを出して見つけてもらうクイズ、セカンドステージは、1冊の本に対して1枚のワークシートがあり、言葉の語源を調べる活動でした。例えば「ゴジラとは、何の言葉が合体したものでしょう」。ほとんどの子供が違う本を持っているため答えを知っているのは調べた子だけで、発表会も盛り上がりました。サードステージは、たくさん問題が書いてあり、どの本を選ぶかから始まる活動です。ワゴンに行って、「この言葉はこの本の中にある」と本を選び、それから調べます。集中して調べる子供たち。インターネットですぐに調べられる時代ですが、1つの情報を信じるのは危険です。3つ以上の情報に当たり、できるだけ紙媒体のものや人に聞く、実際に行ってみるなどのフィールドワークも調べる上で大切なこと。そのため、楽しんで百科事典をめくって調べる活動をおこなっているのです。
子供のための本をたくさん書いたり、「うさこちゃん」シリーズや「くまのパディントン」を翻訳、研究したり、東京子ども図書館の名誉理事長、国際子ども図書館の設立と発展など、子供と本について力を尽くされた松岡享子さんのコーナーです。1月25日にお亡くなりになりました。
図書の時間の素話や読み聞かせも楽しみですし、今月は「算数っておもしろい」というコーナーもできています。好きな本を見つけに来るのもよし、月ごと、季節ごとに変わるコーナーを見るもよし、学園の図書館はいつも居心地のよい場所です。