江戸甘味噌は、江戸時代中期に開発された味噌です。
大豆を3日間蒸して、通常の2倍以上の米麹を使って作られます。
熟成期間が短く、10日程度で食べられるようになります。
港区に現在も残る味噌の会社、日出味噌も、この江戸甘味噌を作っていました。
戦争中は、米麹を多く使うことから、ぜいたく品として生産を禁止されたので、
生産量が激減したそうです。
しかし、伝統の味を残したいという思いから、復活させ、平成15年に
東京都へ申請し、地域特産品の認定を受けました。
今日は、港区にゆかりのある食材を使用した献立でした。