26日(水)は空が重く、寒さも厳しかったのですが、3年生になって初めての校外学習で、うきうきした様子の子供たち。校長先生から、学園の代表として行くのだということ、交通安全に気を付けること、しっかり見て感じて来ようというお話をいただき出発しました。引率補助におかサポさん、保護者の方々。
郷土歴史館は、白金台の駅のすぐ横のゆかりの杜にあります。この建物は、昭和13年に公衆衛生院として建設されたもので、ゴシック調の外観です。隣に建つ東京大学医科学研究所と対になって建てられました。港区の自然、歴史、文化を学べる施設として4年前に開館しました。
暖房の歴史、火鉢から始まって行火や電気こたつ、ガスストーブなどの説明をしていただいています。この部屋には、クジラの骨格標本、南極から連れてきたペンギンのはく製、昔の冷蔵庫やテレビ、ミシンなどが展示してあります。
かまどで火を焚いて、鉄窯(羽釜)でお米を炊く動画を見たり、実際にお米を炊く道具を見たりします。羽釜や飯台、わらで編んである飯台入れ、電気炊飯器や保温ジャーなど、お米炊きの歴史がわかるようになっています。
27日は青空でぽかぽか陽気でした。しっかりあいさつをして、歴史館では話を聞いたり見たりしたことを熱心にメモする姿が見られました。たくさんの展示のある郷土歴史館のほんの一部を短い時間で見学したので、今度はぜひ友達や家族でゆっくり見学してください。カフェやミュージアムショップもあり、港区の魅力を感じることができる施設です。