お店では、前の日から玉ねぎと人参を徹底的に炒める下ごしらえをするそうですが、給食では当日の調理しかできないということがあり、朝いちばんに炒め始めています。それからお肉をワインで煮込んで・・
ボロネーゼソースをかき混ぜながら煮詰めていきます。牛すじ肉の塊がホロホロになっていきます。ポルチーニ茸もいいお味を演出します。
貝の形のパスタ(ペンネ)をゆでています。そしてパンナコッタに贅沢なベリーソース。
オーナーシェフの龍花さんは試食をして、「お店の味にせまっている」と太鼓判を押してくれました。1000人分以上をつくることや煮込みの時間の制約があることなど、お店と同じにはできないけれども、何度も何度も試作を重ね、研究してここまで迫ることができたことがすごいとほめてくださいました。お店のレシピ、アンチョビドレッシングも驚きの味。教室を訪れて、子供たちが喜んで食べている姿も見ていただけました。龍花さんは、地元や地域の方のためになる活動をしたいと、高齢施設の方をお店に招待したりしているとのこと。お店で出している牛肉は東京都秋川で育てられた秋川牛ですが、牛を見に行ったり育てている方と話したりして、食材をとても大事にしているということが分かりました。素敵な一食となりました。