双子のりす、チップとデールの見分け方の話から始まり、子供たちは話に引き込まれていきます。「知る」ことの大切さをこの話で伝えてくれているのです。薬は、怪我や病気に対してとても力を発揮してくれ、なくてはならないものだけれど、使い方を間違えると大変なことにもなる。たとえ1回だけだったとしても「乱用」になってしまうのだということを教えてくれました。
天使の顔で悪魔のささやきをしてくるので、きっぱりと断ることが大事です。
最後に、担任の先生が誘うけれどもしっかりと断る練習です。「ねえ、気持ちよくなるから一緒にやらない?」「楽しい気持ちになれるよ」。甘い言葉で迫りますが、子供たちは「大丈夫です」「やりません」「けっこうです」としっかり断って逃げました。もしかすると、こんな風に友達や知り合いから声をかけられることがあるかもしれませんが、1回でも「乱用」決して壊れた脳は戻らない。今日のことを忘れず、断って逃げられると先生たちは信じています。