戦時中の話なので、どのような時代だったのか、子供たちは分からないことだらけです。ですが、登場人物の気持ちの変化や、情景を具体的に想像するためにも、どのような時代だったのか知ることは不可欠です。そのために、まず5年生との交流をしました。5年生も国語で「たずねびと」で戦争を扱った文学作品で学習をしています。その学習を通して学んだことを発表して関連図書の読み聞かせをしてくれました。3年生からは「戦争がこんなに怖いということを知ることができて良かった。」「5年生になって早く『たずねびと』を勉強したい。」という声が聞かれました。そして、5年生から「広島でどんなおそろしいことがあったかを忘れないで、次の世代に伝えていき、世界中のだれも二度と怖い目にあわなくていいようにすることが大切だということを忘れないでください。」という大切なメッセージをもらいました。