白金の丘学園の様子

音楽会 一日目②後半

2019年11月15日 17時59分

休憩の後、小中一貫教育校の白金の丘学園、最高学年の9年生の合唱を聞くことができました。特別ゲストです。

曲は「ひとつの朝」。男子の低い声、女子の高い声がとてもきれいで、さすが中学生です。子どもたちも、9年生の姿を真剣に見ていました。白金の丘中学校の生徒たちは、穏やかで優しくて、いつもあたたかく学園を支えています。

「もう一組、ゲストを呼んでいます」という言葉に、子どもたちはキョロキョロ。「しかも、もう、ここにいます!」なんと、それは先生たちだったのです。

ツインドラムのソロから始まる曲は、ジャズの「シング シング シング」です。
木琴、鉄琴、バスマスター、キーボード、アルトサックス、ギター、ベース、リコーダー、タンバリンにマラカス、先生たちはこっそりとみんなが帰ってから練習をしていたのです。
盛り上がって大喜びしている子どもたちです。児童鑑賞日だけの特別出演でした。「アンコール」の声が響く中、「アンコール曲は・・・We are the wolrd!」「わー!!」
6年生が出てきてセッティングです。

1年生、2年生は鍵盤ハーモニカ、3年生から5年生はリコーダー、6年生はすべてのパートと楽器で全校合奏を支えます。全校合奏も、児童鑑賞日だけの特別演目です。全員で心を合わせて一つの曲を創っていくことのすばらしさ!!

そして後半が始まりました。
2年生です。

歌は「しあわせの花もよう」「魔法のあいことば」です。
「ハーモニー」をテーマに練習を重ねてきた2年生。2クラスずつ低音域と高音域に分かれて歌った一曲目。花もように合わせて、手首にはお花の腕輪をしています。歌詞も素敵な2曲目。「友達にやさしくしたい」「家族を大切にしたい」「人の気持ち 考えたい」「だれも傷つけたりしない」「たった一つのこの命 大切にしよう」ていねいに歌っている姿にジーンときます。

合奏は、ドリカムの「晴れたらいいね」です。楽器の子どもたちが色とりどりの傘をさして降りてきます。そして軽やかな演奏が始まりました。
今日、きれいな青空が見えたのは、2年生の「晴れたらいいね」のおかげでしょうか。

続いて4年生。

黒い衣装に身を包んだ4年生。キリッとした表情で歌うのは「笑顔のヒ・ミ・ツ」「十歳をむかえる日に」です。明るく歌う一曲目、二部合唱で澄み切った声で歌う2曲目。10歳は二分の一成人式でもあります。感謝の気持ちを伝える呼びかけ、きっと心に伝わるでしょう。
歌の後、段を下りてキラッキラの衣装に早変わり。

QueenのWe will rock you」の足踏み、手拍子で入って来て、白丘のフレディ・マーキュリーの指揮で「ボヘミアンラプソディ」が始まりました。曲の途中でテンポが変わり難しい曲を、心一つに演奏する4年生。

そしてついに最後。小学校最高学年 6年生。

「地球のかぞく」「道の途中で」
6年生の歌声は、六年間磨いてきたことが分かる本当に美しく力強く、6年生ってすごいと誰もが思う声です。どちらもまわりとの「つながり」を意識した歌詞で、自然、世界との調和、宇宙、さまざまなことを考えることができる歌詞です。6年生は空や海の青、木々や植物の緑、土の茶色など、この世界観を色で表現した服を着ています。

体育館中にとどろくティンパニーの音から始まる合奏は、映画「もののけ姫」のテーマ曲「アシタカせっ記」です。リコーダーの繊細な音色と木琴、鉄琴、迫力ある打楽器、壮大な演奏に聞き入る子どもたち。ここでも、6年生ってすごいなあと誰もが思ったことでしょう。

6年生の終わりの言葉は、ハンドベルの「ハナミズキ」の演奏と、音楽の先生への感謝の言葉でした。

明日は、音楽会2日目。保護者鑑賞日です。地域の方、本校を知りたい方、どうぞおいでになってください。