3年生は、先日はユニバーサルボッチャ連盟の方をゲストにお迎えして、ボッチャの講習会を体験しています。同じユニバーサルスポーツの「カーレット」。先日の北京オリンピックでカーリングを見ていた子供たちにとっては、本物のストーンを小さくした形に興味津々。
カーレットでは、①フェアプレー ②セルフジャッジ が大切だというお話がありました。ゲームに勝つためにプレーをしますが、「相手の気持ちを思いやる心」「感謝の気持ち」「間違いは素直に認める勇気」が必要だとカーレットジャパン協会のパンフレットにあります。コミュニケーションを深めるスポーツなので、そこが大切なのです。
まずは投球練習。ストーンは、ハンドルを指でつまんだりはさんだりして、まっすぐに押し出します。シューっと気持ちよく進むストーン。力を入れすぎると向こうに落っこちてしまうし、弱すぎると途中で止まってしまいます。どれくらいの力を入れるとハウスという円の的の中に入るかな。何回も順番にショット練習をします。
的に入れる、ストーンを当てるなど作戦も話し合いながらゲームをします。よいショットには「おお」という感嘆の声や「いいね!」という誉め言葉。笑顔がはじけます。おはじきのような、ビリヤードのような感じもあり、誰でも参加できる気軽さと、競技としての奥の深さ。「え、もう終わりなの?」「またやりたい」という声がたくさん聞こえました。
小学校では、「オリパラ委員会」の子供たちが、来年度「ユニバーサルスポーツクラブ」を立ち上げることを計画しました。ボッチャやモルック、カーレットなどのスポーツを行うクラブです。学年を超えた交流のできるクラブになりそうです。