師走を迎え、朝晩、寒さの厳しい時期になってきましたが、生徒たちは、落ち着いて朝読書を行っています。１年のまとめの時期、生徒たちは毎日を大切に過ごしています。

人気の揚げたこやきは、生地から手作りして一つ一つ丸めて、油でかりかりに揚げます。たこやきソース、かつお節がかかって、屋台の味。ちょっとお祭り気分です。

２日は、和食。ごはん、白菜のおひたし、ゆず香るわらさの照り焼き、大根と小松菜のおみそ汁です。おみそ汁に入る生揚げが手前に見えます。そして大根を拍子切りにしている調理員さん。今日の魚「わらさ」は、ブリの小さい時の名前です。脂ののったわらさにゆずの皮で風味を付け照り焼きにしています。白菜のおひたしもゆずの味がきいています。

３日は、わかめごはん、大根の肉巻き、かぼちゃのそぼろ煮、豆腐のすまし汁です。

旬の大根を豚肉で巻いて、じっくり焼いた大根の肉巻き。特製のしょうゆだれがかかっています。（みたらし団子ふう）。大根がさっぱりとしていて、歯ごたえもよくて、とても美味しい一品です。固いかぼちゃを一生懸命に切っています。鶏肉のそぼろがかかっていて、かぼちゃのおいしさが引き立ちます。丁寧に丁寧につくってくれていることが分かります。水曜日から始まった１２月。風邪を撃退するビタミン豊富な学校給食です。

校庭の半分近くが日陰で、日向に比べるとずいぶん寒いのですが、ここにも座り込んだり寝転んだり。

先生を取り囲んでいるのは、ファンクラブですか？

休み時間に、ちょっと先生とおしゃべりするということも楽しいですね。

今日は、6年生の社会科見学です。子供たちはリュックにお弁当を入れて登校してきます。「みんなで学ぼう　港区の歴史」をテーマに、徒歩で芝公園まで行くのです。丸山古墳、丸山貝塚、平和の灯、芝東照宮、増上寺、伊能忠敬の碑、御成門、三解脱門、徳川家康廟、二天門など、グループに分かれて調べます。特別に、徳川家康家墓所の見学もさせていただけるそうです。たくさん歩いて感じて学ぶ学習です。よい天気なのは幸いです。

日向に走り出たとたんに寝ころぶ子。温かくて気持ちいいですね。

日陰になっている鉄棒、うんてい、のぼり棒には、ちょっと冷たいと思うけれどたくさんの子供たち。紅葉している木々が見下ろしています。

太陽が低くなってきたため、校庭の日陰部分が多くなってはいますが、こうして半袖で遊ぶ子供たちは元気だなあとうれしく見ている今日でした。

「中休みには校庭で遊ばせてあげたい」と副校長先生が水かきを始めると、中学校の先生、そして校長先生もはだしになって本格的に水かき。３人で息を合わせて水を排水溝に向かって押し出していきます。「ザザーン」と海のような音が聞こえてきます。

たくさんの先生方が人海戦術で水を押し出してある程度水かさが減ったところで主事さんがたが水を吸い込む掃除機をもってきてくれました。あっという間に水がいっぱいになり、中の水を流しては吸い込む・・・ということを何回も続けて、約２時間後。

中休みに、「わーい！」と出てきた子供は、掃除機にびっくりしながら「ありがとうございます」と主事さん方にお礼をいう姿も。空はこのように青空になり、子供たちは元気に校庭で遊ぶことができました。
　水はけのよい人工芝ですが、ここまでの大雨だと湖ができてしまい、そうなると水が引くまでずいぶん時間がかかってしまいます。楽しく元気に遊んでほしい・・・という教職員の思いが空にも届いた１２月初めの１日でした。主事さん方、中学校の先生方、本当にありがとうございました。

考えを付箋に書いて、互いに伝え合っています。
あるグループは、「リサイクルボックスをつくろう」「ゴミを分別しよう」「電気や水道、むだづかいをしないようにしよう」「いじめだと思ったらすぐに相談」
　別のグループは、「本を大切に。読み終わったらリサイクル」「困っている人には声をかけて助けよう」「給食は食べられる量を考えながら残さずに食べる」「争いや暴力がないように話し合う」など、ターゲットの番号と自分たちができそうなこと、めざしたいことが一緒に書かれた付箋を貼っています。そして学級で練り上げて、学級、学年、そして学校で活動を広げていこうと考えていきます。

交通事故のさまざまな資料から、高齢者による事故が多いことや夕方５時～６時の事故が多いことから、交通事故をなくすためにこれからの車には自動運転、オートライトなどの機能が必要ではないかと考えた子どもたち。
　実際に、マイクロビットを使い、どのようにプログラミングをしたらその機能が搭載できるか試しています。考えて紙上で書いたものをどのように設定していくか。説明書を読んで組んでいく子、大学生に質問する子。ペア学習で、考えを出し合ったり教え合ったりしています。
　絵を描くのが得意な子、言葉で説明するのが得意な子、ひらめきが素晴らしい子。組み立てたり作ったりすることが好きな子。STEAM教育では、すべての能力を一人が身に付けていくというよりも、いかに自分の得意なことややってみたいこと、強みを生かしながら人と協働していくかということを大切にしています。６年生、学習している雰囲気がとてもよく、前向きで、かかわり合う姿がとても素敵です。

さばをカラリと揚げたものに、野菜のあんかけがしてあります。パプリカを刻んでいます。玉ねぎやニンジン、スープにはほししいたけや小松菜、ねぎなどさまざまなお野菜が入っていました。

２９日は沖縄料理。ジューシー（炊き込みごはん）、もずくスープ、ニンジンのしりしり、サーターアンダギーです。

ニンジンのしりしりは、細切りのニンジンとツナを炒めたものです。この細切りは手作業なので、たくさんの調理員さんが集中して切って切って切っています。長寿の方の多い沖縄では、色の濃い野菜、海藻、豚肉などをたくさん使っています。サーターアンダギーは沖縄風ドーナツ。甘いデザートが出ると、一気に疲れがとびますね。

鉄棒は校舎の近くにあるため、日陰でちょっと寒いのですが、毎日こうして座って空を眺めたり、くるんくるんと回っていたり、さかさまになっていたりする子たちでいっぱいです。

太陽の力はすごいなと思うのは、日向に出たとき。本当にぽかぽかと温かく、気持ちよいのです。寝っ転がる子、すわってくつろぐ子、走り回る子。

今日も青い空が子ども達を見ていてくれました。

グループに分かれ、企業の方にも加わっていただき、「わくわくエンジン」のビンゴゲームを行ったりしています。好きなことやわくわくすること、仕事をするために大切にしたいことなど、モチベーションを高めることなどを書いて発表し合います。人にはいろいろな考えや思いがあって、人それぞれの道を生きていくんだね、ということを学びました。これから自分の進路に向き合っていく上で、自分の「わくわくエンジン」は何かを知ったり考えていったりすることが大事ですね。

２４日（水）は、クロワッサン（いちごジャムサンド）、ロールキャベツ、さつま芋のフレンチサラダです。

おなべで丸ごとキャベツをゆでて、一枚ずつはがしています。ロールキャベツは、キャベツの葉でひき肉だねをていねいに巻いて崩れないようにしてから煮るという、とても手間のかかるお料理です。１０００個以上のロールキャベツをつくると考えただけでも気が遠くなりそうですが、調理員さんたちはテキパキと進めています。オシャレなカフェのメニューのようですね。トマトソースでじっくり煮込んで、生クリームで仕上げてありました。美味！！

２５日（木）は帆立大根わかめごはん、しゃぶしゃぶサラダ、かきたま汁、みかんです。
ホタテ貝の貝柱を使って、うまみを炊き込んだご飯。よい香りがします。サラダはしゃぶしゃぶ用の豚肉をトッピングして、特製ゴマダレで仕上げています。

トントントントンと軽やかな音を響かせて、たくさんの大根を刻んでいます。腱鞘炎にならないかと心配しながら、感謝の気持ちで見ています。

２６日（金）は、ごはん、昆布の佃煮、大根とキュウリのサラダ、ミックスフライ、えのきと豆腐の味噌汁。ミックスフライは、わかさぎ、ちくわ、かぼちゃです。レモンも添えられています。おいしいお出汁を取った後のこんぶを佃煮にしています。出汁のきいたおみそ汁はいつも美味しいのですが、今日も格別でした。

校長先生から、時間やルールを守って楽しく学習してくるようにとお話をいただきました。４年生の時の、みなと科学館への見学の時の立派な態度をほめていただき、「みなさんならできる！」と気持ちを盛り上げてもらいました。
　各学級５～６人のグループをつくり、何を見ようか体験しようか、どんな順番でまわるか等を事前に相談しました。グループで共に行動し、学ぶことがミッションの一つです。コロナ禍なので、行ってみたらできないものや時間が区切られているもの、人数制限のあるものなどがあることも伝え、こうした時に話し合って臨機応変に行動することが大事だと伝えてあったのですが、実に子供たちはそれができていたとのこと。体を使って工業の仕組みを学ぶアトラクションや未来の車の運転など楽しんでいたそうです。

お昼になり、バスが帰ってきました。

バスの運転手さんは、せまい道路からせまい学校の駐車場に、スイっとピタっとバックで入れます。運転手さんの技も見事なのですが、走ってくる車を一時止めて誘導する主事さん、警備さんもお見事です。1号車に乗っていた校長先生は、後から来るバスを迎えます。多くの方の心遣いで教育活動が行われていることを感じます。
　帰ってきてから、５年生は５時間目にスカイスクリューというゴムの力でプロペラを回す作品をつくり、６時間目に校庭で飛ばしました。科学技術にひたる一日となりました。

各学級、密を避けながらの読み聞かせ。本を見せながら、大型絵本で、プロジェクターで映しながら、素話など、さまざまなバリエーションがありました。

1年生も2年生も、こうして教室で読んでもらうのは初めてです。

読み手は、おかサポさんで保護者の方、卒業生の保護者の方、地域の方でした。毎月第3金曜日の朝を基本に低学年の読み聞かせを行っていただく予定です。読んだことのある本でも、耳から聞くことで新たな発見があったり、音声の楽しさに気付くこともあります。初めてのお話なら、知らない世界と出会う機会になります。心の栄養となる読み聞かせが2年ぶりにスタートしたことをうれしく思っています。